火曜日, 8月 14, 2007

備忘録(2007.08.14)


本日公共図書館で借りたもの
1)夏目房之介『これから--50代の居場所』(講談社、2000年12月)
2)金子務(監修),千葉透(文)『図説・アインシュタイン』(河出書房新社、2007年1月/ふくろうの本)
3)(ビデオ)『(歴史紀行ドキュメンタリー)大航海・ヴァスコダ・ガマの海v.4:熱帯西アフリカ』(海工房、1999年)

昨日、浦和駅近くの古本屋(金本書店?)で購入した本
1)小田実『なんでも見てやろう』() 525円
2)林望『イギリスは愉快だ』(平凡社) 105円
林望(りんぼう先生)の本は、たったの105円!

(2207.08.15追記)
夏目房之介『これから--50代の居場所』
・サイズは文庫本を少し大きくしたくらいで持ち易く、装丁はハードカバーで上記の写真が表紙を飾っている。価格が1,400円+税金というのは少し高い(図書館で借りているので価格はどうでも良いかもしれないが、買うとしたら、1,000円を切って980円位にしてほしい)。
 少しだけ引用しておきます。
(p.105)('じいじ'はなぜ甘い)
・(自分の)長男が孫に厳しいので、'じいじ'(=房之介氏)としてはよけい甘くなる。若い頃、妻の父親が孫である長男に甘いのをみて「何だかなァ」と思っていたが、ナゼそうなるか、'じいじ'の立場になってやっとわかった。・・・。(父親は)「泣けばいうことを聞いてくれると思いやがって」と腹が立つのだ。が、じつはこれも若い父親の一種の嫉妬だったりする。まだ無意識に息子と母親(つまり嫁)をとりあっているである。・・・。
(p.214)仕事の緊張、遊びの高揚、南島(バリなど)アホ状態、この三位一体が、今の私の人生だ。
(p.215~)「あとがき」
・なかでも、連載直前に引っ越した仕事場の近くの喫茶店エッグファームズ店主、公平宣彦氏と奥方雅代さんには、とくに感謝の意を表しておきたい。この店は、私の精神衛生上、福利厚生上およびネタ収集上、まことに大きな存在となった。・・・。おかげで足を向けて寝られないが、枕は高くして寝られるのである。

金子務(監修),千葉透(文)『図説・アインシュタイン』
・金子務氏は、アインシュタインの訪日を主題にして『アインシュタイン・ショック』を執筆されているが、本書は写真をメインにした簡略版のようなもの。
・一番ありがたいと思ったのは、ラッセル及びラッセル関係者の写真。前者では土蔵を改造した改造社の建物前の集合写真(ラッセル、ドラ、改造社社長・山本実彦氏、その他)、後者ではA. S. エディントン、桑木或雄、室伏高信、稲垣守克、横関愛造などの貴重な肖像写真。
・お薦めの1冊

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