日曜日, 12月 16, 2007

備忘録(2007.12.16)

昨日公共図書館で借りたもの




1)四方田犬彦『人間を守る読書』(文藝春秋、2007年9月)
・四方田氏によれば、「人間を守る読書」というのは、ジョージ・スタイナーが言っていた言葉であり、「アウシュヴィッツの絶滅収容所の所長が夕べにはリルケの詩を鑑賞し、朝になるとガス室へ出勤していた」という事実を前に、人間は文化を再定義しなければならないとのスタイナーの思いに由来するとのこと。本書は、第1章「生のもの」(最近のもの)、第2章「火を通したもの(時間が経過してある程度評価が定まったもの)」、第3章「発酵したもの」(評価が定まって古典になったもの)、第4章「読むことのマニアのための100冊」の4章構成となっている。他人に対し不寛容になってきている現代日本。書物を読むということは、他人の声に耳を傾けることであり、今こそ必要だと著者は主張する。
(p.11)わたしにとって書物を読むということは、実際にその場所に足を踏み入れることと平行した、対等な行為なのであって両方とも不可欠なのです。(即ち、四方田氏は、旅行に行く前と行った後にその土地に関する本をたくさん読んでいるとのこと)
2)『(NHK)古典落語名作選(DVD)』其の一(NHKソフトウェア、c2002)
・古今亭志ん生(五代目)「風呂敷」、古今亭今輔(五代目)「もう半分」、桂文治(十代目)「源平盛衰記(パロディ版)」、三遊亭〓弥(えんや)「七段目」
3)(ビデオ)「(新)男はつらいよ」第4作(原作=山田洋次、監督=小林俊一/マドンナ=栗原小巻/ロケ地=とウイキョウ葛飾柴又/封切日=昭和45年2月27日)
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