ほとんど使用してこなかったブログを削除したいために、引越し作業を行いたい。
(某ブログからの引越し作業n.1)
(2006.03.05)
今早く目覚めたので、早朝(午前5時)から、図書館で借りたビデオ(Jane Eyre)を見た。
『ジェーン・エア』(1996年英国映画、113分、主演:シャルロット・ゲンズブール)は、中学生の時に、姉エミリー・ブロンテの『嵐が丘』とともに読んだ懐かしい作品であるが、筋はほとんど忘れていた。
秀作であり、感動的な作品ではあるが、孤児(女の子)が運命の人(貴族ロチェスター卿)とであい、いろいろな試練を経て、最期(←本当は最期ではないはず!)には、ジェーンに身よりのない親戚の遺産が転げ込み、またロチェスター卿と再会し、結婚し、子供が生まれ、ハッピー・エンドとなる。
ハッピーエンドを望む心もあるが、世の中そんなに甘くない(大部分の人間には、そのようなハッピーエンドはやってこない)ので、少し安易ではないかと思ってしまう。若い時は、ハッピーエンドでなくっちゃーと、「ハッピーエンド症候群」に罹るが、年をとると、現実に眼をつぶる(閉じる)安易さに抵抗を覚るようになる。
それはそうとしても、たまにはこのような作品を見ることは、精神衛生上よいことだろう。
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