土曜日, 3月 29, 2008

備忘録(2008.03.29)






本日公共図書館で借りたもの
1)紀田順一郎『デジタル書斎活用術』(東京堂出版、2002年9月刊)
2)斉藤兆史『こころの音読-名文で味わう英語の美しさ』(講談社インターナショナル、2007年7月刊)
・第7章は、ラッセル『幸福論』から抜粋したもの(付録として音読用CDあり)
3)佐伯彰一(編)『自伝の名著』(新書館、2000年11月刊)
・ラッセルの自伝が入っていないのは信じられない。邦訳(日高一輝訳)がひどいために割愛したのだろうか?
4)(松竹ビデオ)『男はつらいよv.11:寅次郎忘れな草』(マドンナ=浅丘ルリ子/ロケ地=北海道網走/封切日=昭和48年8月4日)

日曜日, 3月 23, 2008

備忘録(2008.03.23)





本日西川口駅前のBookOFF(半額セール)で購入した本(5冊で800円也)
1)谷川徹三『自伝抄』(中公文庫、1992年2月刊)
・「トインビーとラッセルの中国観」を含む
2)紀田順一郎『インターネット書斎術』(ちくま新書331、2002年2月刊)
3)土屋賢二『棚から哲学』(文春文庫、2002年8月刊)
4)土屋賢二『紅茶を注文する方法』(文春文庫、2004年10月刊)
5)土屋賢二『簡単に断れない』(文春文庫、2006年11月)

★昨日公共図書館で借りたもの
1)貫成人『図説・標準哲学史』(新書館、2008年2月)
2)(松竹ビデオ)『男はつらいよv.10:寅次郎夢枕』(マドンナ=八千草薫/ロケ地=山梨県甲府/封切日=昭和47年12月29日)

木曜日, 3月 20, 2008

備忘録(2008.03.20)





本日西川口駅前のBookOFFで4冊購入(いずれも1冊たったの105円)
3月22、23日は、105円のもの以外は、半額セールをするということで、今回は1冊105円のものしかかわず、22か23日にまたいくつもり。
1)川成洋(編著)『だから教授はやめられない』(ジャパン・タイムズ、1995年)
2)カレル・ヴァン・ウォルフケン『人間を幸福にしない日本というシステム』(毎日新聞社、1994年)
3)井形慶子『イギリス式お金をかけず楽しく生きる!』(講談社、2002年)
4)土屋賢二『ソクラテスの口説き方』(文藝春秋、2001年)

★2008.05.06追記
井形慶子『イギリス式お金をかけず楽しく生きる!』を本日読んでいたら次の文章に出会った。
「10年ほど昔、'カウチポテト'という言葉が流行った。あのかうちに寝そべってポテトチップスを食べながらダラダラとテレビやベデオを観る行為は、手当たり次第にものを買い集める感覚に根本が酷似している。流されて生きていることに焦りや後悔を感じつつ、どこか投げやりになってものにまみれていくのだ。」

 5月1日(映画の日)、川口MOVIXで「相棒(劇場版)」を観たが、左隣に座わったかなり太った女性(連れ合いの男性がそのまた左に座っていた。)が'小さなバケツほどもある'容器に入ったポップコーンを、男性と一緒に、ガソゴソという音を立てながら終始食べ続けていた。その女性は足を組み、私の足を軽く2度けったが、彼女もそれに気が付いていたが、私にあやまることはなかった。ダラダラとスナック菓子を音を立てながら食べ続ける姿は他人からみれば見苦しい。本人は「ゆったりとくつろいで自由を満喫している」ように感じているかも知れないが、井形さんが上記で書いているように、このダラダラ食べ続ける行為は決して「自由かつきまま」ではなく、精神と体(健康)の両方に悪影響を与え、後からしっぺ返しを食うことであろう。

土曜日, 3月 15, 2008

備忘録(2008.03.15)






本日公共図書館で借りた本
1)佐々木俊尚『ネット未来地図-ポスト・グーグル時代20の論点』(文春新書595、2007年10月刊)
2)佐々木俊尚『ネットvs.りあるの衝突-誰がウェッブ2.0を制するか』(文春新書n.546、2006年12月刊)
3)(貸出延長)土屋賢二『猫とロボットとモーツアルト』(岩波書店)

『ネット未来地図-ポスト・グーグル時代20の論点』
非常に刺激的な(興味深い)以下の20の論点があがっている。
論点1 amazon(アマゾンが日本のオンラインショッピングを制覇する)
(p.16)最大の要因は、検索エンジンが消費者の集客の中心となり、(ヤフーや楽天などの)ショッピングモールのトップページの優位性が消滅してしまったことである。・・・。(p.17)・・・。一方、アマゾンは協調フィリタリング技術をベースにしたレコメンデーション機能やワンクリック決済、顧客レビューなどの技術をサイト上で統合し、さらには商品すべてにも統一したIDを付加して、顧客と商品の関係を高度にデータベース化している。・・・。(p.19)楽天市場などのショッピングモールが抱えている第二の問題は、規模の拡大が招いた店舗の質の低下である。楽天市場での分野別商品ランキングを見ると、違法すれすれのコピー商品や劣悪な商品がランキングの上位に入っていることは珍しくない。・・・。
論点2 Recommendation(お勧め=レコメンデーション)とソーシャル(人間関係)が融合していく)
(p.22)この(情報の)洪水の中から、どのように有用なコンテンツやテーマをすくいあげるのかは、インターネットビジネスにおける最も大切なテーマとなっている。このアーキテクチャー(構造)としては検索エンジンが従来は定番だったが、情報のオーバーロード(過負荷)が起きていく中で、検索エンジンだけで対応しきれなくなっている。・・・。そしてこの解決方法の一つとしていま現在最も注目が集まっているのが、レコメンデーション(お勧め)である。
論点3 行動ターゲティング(行動分析型広告は過熱し、ついには危うい局面へ)
(p.33)行動ターゲティング広告は、利用者がどのようなウェブサイトを見たり、どのようなキーワードで検索したかといった履歴をすべて蓄積しておいて、その内容に合わせて利用者の興味や関心がありそうな広告を配信するという広告である。
論点4 仮想通貨(電子マネーはリアル社会をバーチャルに引きずり込む)
論点5 Google(グーグルvsマイクロソフト:覇権争いの最終決着)
(p.58)グーグルのこのあたりのサービスラインアップがそろい始めたころから、内外のブログなどで「グーグルだけで生活できるか?」といった実験を試みる人が現れるようになった。パソコンを日常的に利用する際に、グーグルのサービスだけでどれだけ完結できるか試してみようというものである。・・・。(p61)おまけにマイクロソフトの側の敵矢もある。同社がグーグルの牙城としているインターネットサービスの分野に入り込んで仕掛けている「ライブ(Live)」という名称のサービス(ブログやメール、検索エンジン)は完成度が低く、インターネットユーザの大半からそっぽを向かれてしまっている。
論点6 Platform(携帯電話キャリアは周辺ビジネスを食い荒らしていく)
(p.67)また携帯電話会社が消費者向けに提供している基盤としては、「おサイフケータイ」が典型的だ。・・・。このおサイフケータイを実現したことで、携帯キャリアは消費者向けビジネスにおける最強のボトルネック--決済を握ることになった。
論点7 Venture(日本のネットベンチャーの世代交代が加速する)
(p.83)しかし気がつけば、インターネットの主流は、ポータルメディアから、グーグルやユーチューブのひょうなウェブ2.0的メディアへと劇的に転換しており、ポータルの動きはいまや失われた。シリコンバレーではこの動きが急激に進み、ヤフーやマイクロソフトのような大手も対グーグル戦略に打って出て、ウェブ2,0を取り込もうと必死になっている。
論点8 Monetize(ウェブ2.0で本当に儲ける方法)
論点9 YouTube(ユーチューブは「ネタ視聴」というパンドラの箱を開いた)
論点10 動画(動画と広告をマッチングするビジネスの台頭)
論点11 TV(日本のテレビビジネスはまもなく崩壊する)
論点12 番組ネット配信(NHKが通信と放送の壁をぶち壊す)
論点13 雑誌(雑誌とインターネットはマジックミドルで戦う)
論点14 新聞(新聞は非営利事業として生き残るしかない)
論点15 Second Life(セカンドライフ・バブルの崩壊する時)
論点16 ネット下流(携帯電話インターネット層は新たな「下流」の出現)
論点17 Twitter(「つながり」に純化するコミュニケーションの登場)
論点18 Respect(「リスペクト」が無料経済を収益化する)
論点19 リアル世界(検索テクノロジーが人々の暮らしを覆い尽くす)
論点20 Wikinomics(集合知ウィキノミクスが新たな産業を生み出す)

土曜日, 3月 08, 2008

備忘録(2008.03.08)






本日公共図書館で借りたもの

1)梅田望夫、茂木健一郎『フューチャリスト宣言』(ちくま新書 n.656)
・大部分が(インターネットやWebに希望を見出している)二人の対談集
2)(松竹ホームビデオ)「男はつらいよv.9(柴又慕情)」(マドンナ=吉永小百合/ロケ地=静岡、金沢、福井県東尋坊/封切日=昭和47年8月5日/原作監督=山田洋次)

★『フューチャリスト宣言』から引用
(p.20:梅田)ところが、グーグルが、バブルがはじけようがひたすらやっていたことは、ネット上のリンクの構造を分析することでした。創業者たちは数学者だから、ネットは歴史上存在する最も巨大なグラフ構造で、それが日々膨張していて面白いと、強い数学的関心を持った。この全部を整理しつくにはどうしたらよいかということを、1996年から2001年までずっとやっていて、その頃はまだビジネス的なブレークスルー(検索連動広告事業)は生まれていなかった。その時の実験システムが、現在のグーグルの検索エンジンに進化していったわけです。
(p.23:梅田)・・・。そういう思想の一つに、必要とされるところにのみ情報をおくんだというのがある。・・・。検索した後に出てくる公告というのは、検索したい言葉が既に入力された以上、その人にとって価値がある情報のはずだ。だからそこに出しているんだ、そういう論理です。その思想に合わないところの場所には、一切広告は出さない。
(p.26:梅田)日本でも若い世代、いまの高校生や大学生、20代からはウィキペディアのような公共的なものがいずれ出てくる可能性があると思います。インターネット、それからリナックスのような「オープンソース」に若いときに触れた人は、その影響を強く受けます。インターネットの成り立ちにところに、利他性というか、ボランティア精神的なものがかかわっている。インターネットという素晴らしいものが毎日動いている裏には、いろんな人のただ働きがある。無償の奉仕をしている人がいる。
(p.27:茂木)なるほど。オープンソースの経験があって、ウィキペディアが出てきたんですね。たしかに、ウィキペディアの記事の修正をプログラミングのデバッキング(バク修正)だと考えれば、わかりやすいですね。
(p.27:梅田)・・・。ネットビジネスをやっている連中は、インターネットが存在しなかったら、20代でこんなに楽しくて充実したビジネスはできないんだ、と感動している。
(p.33:梅田)最近驚くのはこのスピード感なのです。この加速度が上がっているのが恐ろしいほどで、・・・、たとえば、動画投稿サイトのユーチューブ(YouTube
)が2005年に創業して、サービス開始してから1年でこんなに伝播した。

日曜日, 3月 02, 2008

備忘録(2008.03.02)






本日、西川口駅東口前のBOOK-OFFで購入したもの(いずれも1冊100円)

1)梅田望夫『ウェッブ進化論-本当の大変化はこれから始まる』(ちくま新書n.582,2006年2月刊)
2)ランダル・コリンズ(編),J. H. ワトソン(著) 『シャーロック・ホームズ対オカルト殺人-あるいは「哲学者の輪」事件』(河出文庫,1995年12月刊)
・第3章「バートランド・ラッセルの頭脳」;第18章「牢獄のラッセル」
・この本はラッセル資料室に寄贈済であるが、安かったのでもう1冊購入
3)C. ディゲンズ『クリスマス・キャロル』(集英社文庫/口絵3ページ付)
4)土屋賢二『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫、つ-11-1)
5)土屋賢二『人間は笑う葦である』(文春文庫、つ-11-3)

本日公共図書館で借りたもの
1)土屋賢二『猫とロボットとモーツァルト-哲学論集』(勁草書房、1998年9月刊)
2)渡邊二郎『英米哲学入門』(ちくま学芸文庫、1996年12月刊)
3)『主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万』(祥伝社、2005年5月刊)