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★寅さんの故郷、柴又散策
・若い頃は寅さんの'ガサツさ'が気に入らず、「寅さん映画」は特に好きだということはなかった。しかし、最近になって図書館でビデオを借り、全作品を通して見て、良いシリーズだと思うようになった。何度見ても寅さんのガサツさは好きになれないところがあるが、好きになったのは、いつも変らない寅さんの反応が安心して気楽に見られるということが'心地よい'のかもしれない。いや、妹の桜(倍賞千恵子)の魅力が大きく、その次にいれかわりたちかわり現れるマドンナの魅力も大きいのだろう。もちろん、おいちゃんやおばちゃんも魅力的ではあるが・・・。
ということで、本日午後、寅さんの故郷の柴又までいってみた。参道、帝釈天、荒川の土手(葛飾柴又公園/'矢切の渡し'のところ)をめぐってみたが、次のような感想をもった。
・寅さんブームに便乗して、帝釈天の参道両側のみやげもの店のおみやげの価格は(下町だというのに)かなり高め。
・参道の道路は映画でみて思っていたよりかなり狭い!
・駅前の寅さんの銅像(全身)は小ぶり。
・荒川の土手はかなり広くて開放感がある。視界が広く遠くまで見えるので、視力回復に役立つのではないか。(標高ゼロメートル地帯なのだろうか? 荒川の土手がとても高い!
追記(9月27日)県立浦和図書館で借りた本
1)ヴェド・メータ『ハエとハエと壺-現代イギリスの哲学者と歴史家』(みすず書房,1970年1月)
2)アンドレ・ヴェイユ『アンドレヴェイユ自伝・下巻(ある数学者の修行時代)』(シュプリンガー・フェアラーク東京,1994年5月)