日曜日, 5月 27, 2007
備忘録(2007.05.27)
昨日公共図書館で借りた本
1)『図解メイド』(新紀元社)
*これは、今はやりのメイド喫茶のメイドではなく、イギリスのヴィクトリア朝時代に一番隆盛を極めた、貴族や金持ちの使用人の一種としてのメイドに関する百科事典的な本
2)藤原正彦『遥かなるケンブリッジ』(新潮社)
*藤原正彦氏(数学者、お茶大教授)は、作家・新田次郎と藤原ていの次男
日曜日, 5月 20, 2007
孫引用の危険
孫引用は不正確な場合が多い。
ラッセルも、言ってもいないことを言ったとして、引用されることが多い。
次の引用もその一例である。
(下記のジョークも、何人かが、孫・ひ孫引用をしている。たとえば、下記のURLの世界史ジョーク集n.72がそれ)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2261/sekaishi/j-sonota-01.htm
アラン・ウッド著の『バートランド・ラッセル-情熱の懐疑家』の中に出てくるエピソードであるが、記憶違いか、あるいは意図的に、誤引用したものと思われる。
ラッセルがある時路上で目撃した話を、ラッセルがアラン・ウッドに語ったものを、ウッドが『バートランド・ラッセル-情熱の懐疑家』に書いたものである。しかし、上記の世界史ジョーク集では、ラッセルが「自分(=ラッセル)こそは守るべき文明そのものである」と言ったとしている。
「・・・。あるエレガントな青年に路上で会った一老婦人が彼を捉えて、'他の青年たちが皆、文明の救済のために戦っている時に、あなたはそんな恰好をして恥かしくないのか' と詰問したところ、その青年は、'奥様、この私こそ、彼らが救おうとしているその文明なのです' とうそぶいた」というのである。
引用する場合は出典を示さなければいけないということは、研究者にとっては常識であるが、研究者でなくても、そのように心がけたほうがいいだろう。
ラッセルも、言ってもいないことを言ったとして、引用されることが多い。
次の引用もその一例である。
(下記のジョークも、何人かが、孫・ひ孫引用をしている。たとえば、下記のURLの世界史ジョーク集n.72がそれ)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2261/sekaishi/j-sonota-01.htm
アラン・ウッド著の『バートランド・ラッセル-情熱の懐疑家』の中に出てくるエピソードであるが、記憶違いか、あるいは意図的に、誤引用したものと思われる。
ラッセルがある時路上で目撃した話を、ラッセルがアラン・ウッドに語ったものを、ウッドが『バートランド・ラッセル-情熱の懐疑家』に書いたものである。しかし、上記の世界史ジョーク集では、ラッセルが「自分(=ラッセル)こそは守るべき文明そのものである」と言ったとしている。
「・・・。あるエレガントな青年に路上で会った一老婦人が彼を捉えて、'他の青年たちが皆、文明の救済のために戦っている時に、あなたはそんな恰好をして恥かしくないのか' と詰問したところ、その青年は、'奥様、この私こそ、彼らが救おうとしているその文明なのです' とうそぶいた」というのである。
引用する場合は出典を示さなければいけないということは、研究者にとっては常識であるが、研究者でなくても、そのように心がけたほうがいいだろう。
土曜日, 5月 12, 2007
備忘録(2007.05.12)
土曜日, 5月 05, 2007
備忘録(2007.05.05)
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